みなさん、こんにちは。
今度10月4日にあるグループのズーム講演を任されているので、その資料作りにここ1週間頑張っていた。
今日やっとそれが出来たばかりで、少し時間が出来た。
そんなわけで、また最近の科学のトレンドに関してメモしておきたい。
ところで、最新の科学のトレンドと言って、日本物理学会の学会誌やらNHKの科学やら朝日新聞や読売新聞の科学部の話を元にすると間違う。
それらは死んだ科学の報告会に過ぎないからだ。
あるいは、
欧米か!
ではないが、欧米の名だたる科学者の後追い物件ばかりを見る不動産のようなものだ。
しかしながら、物事は一長一短。欧米人の面白いところは確かにある。
それは彼らの言語体系から来るところ大である。物事の捉え方が非常にワイルドなわけだ。
捨てる神あれば拾う神あり!
で、表の科学者がいるそばからその裏の科学者がいる。
形見の狭い立場でもそれなりにのんびりとやれる空気や文化があるのだ。
残念ながら、可哀想なことにこの雰囲気は我が国にはない。
日本語自体はあまり白黒つけたがらないものなのだが、日本人の物理学者はすぐに白黒を付けたがる。
その一番の代表例が「と学会」という非常に堅物な狂信主義者の集団である。
まるで共産主義者のようなイエスかノ―で物事を理解する。
彼らは空飛ぶ円盤をNHKと同様に真っ向から眉唾物だと否定してきた。
NHK同様に、彼らはいまだ謝罪したことはない。
話が横にズレたが、表の科学では教科書の内容になったビッグバンにしても、量子力学にしても、ワクチンにしても、何にしても、その信奉者がいる反面、その反対者も確実にいる。
この意味で欧米人の方がフェアなところがあるのだ。
日本ではゼッタイに載らないだろうというようなテーマの研究がきちんと論文に載る。
研究雑誌にも様々のものがあり、どこかには掲載可能という可能性がある。
もし日本ならおそらくどこからも拒絶されるだろう。
この点では、日本のマスコミもひどいが、日本の科学もひどい。
人間個人としての独裁者はいない。だが、集団としての独裁者の国のような空気が漂うところがある。
ワクチンの時にこれを国民は感じただろう。
いわゆる同調圧力というものだ。
日本の科学にもこの同調圧力が存在するのだ。
たとえば、自分が行った研究はアインシュタインの光速度不変の原理を破ってしまった。
いくら繰り返し実験しても実験そのものにエラーはない。
そこでこれを論文として出版しようものなら、即リジェクトである。
そこがだめなら他があるか?
といえば、裏では査読者や教授連は学会を通じてつながっている。
どこに出してもノーとなるわけだ。
だから、海外の通説になっている標準理論に反する結果が日本の論文に出ることはない。
ところが海外ではそうはなっていないのだ!
だから、結果はともあれ、科学的手続きとしてのきちんとした裏付けさえあれば、ネーチャーにもPRLにも出せる。
戦後1960年代までは我が国にもこの空気が存在した。
しかし昨今ではまさに金正恩の北朝鮮のようだと言える。
さて、前置きがだいぶ長くなってしまったが、今回はこれをメモしておきたい。
インド系アメリカ人のユーチューバーのインタビュー番組である。
言うまでもなく、いまの民放やNHKにはこういう芸当ができない。非常に脳みそが劣化したからだ。
この中に出てくるジェイコブ・バランディスさんはハーバード大学の物理学部の正教授である。
世界ランクトップ5に入る大学の教授だ。東大や京大の教授たちの憧れのポストだ。
その理論物理学者が現代の量子力学は間違っていると主張するわけですナ。
そして自分の理論がそれを補うと主張しているわけである。
ところが、彼の仕事を2,3フォローしたらなんとユーチューブではおなじみの保江邦夫博士が1970年代後半から1980年代に行った研究を、全く別の観点から再発見しただけだったのだ。
ところで彼はユダヤ系白人だ。
ユダヤ人には色眼鏡がついている。物事をユダヤのサングラスで見る。
まずコーカソイドを重要視する。そしてユダヤ系かどうかを重要視する。
だから、彼の論文にはエドワード・ネルソンやヨーロッパ人の昔の研究は掲載されているが、日本人の保江邦夫の論文が1つもない。
実はネルソンと保江は旧知の仲で、保江のスイスジュネーブ大学時代の大学院生ザンブリニを学びに行かせた間柄だ。
ユダヤ人はいつもほぼ100%でこういうことをするものだ。
だから、彼は自分がやったことは保江がやったことのリバイバルに過ぎないということを全く知らないのだヨ。
保江のこの論点は、この本に書かれている。
おそらく保江邦夫博士の研究が最近の日本の論文に載ることはないだろう。
なぜなら、いまや保江邦夫は物質界のことはすべて解明したから、精神世界の研究に移っているからである。
こうなると日本の学会には彼はお呼びでない。
しかし裏の世界では彼はそこら中からお呼びがかかる。
ある時、東大の医学部の先生が保江にこう言う。
うちの娘の子が精神をおかしくしてしまった。なんとかならないだろうか?
じゃあ、自分の教える東大医学部の医者に見てもらえば!
馬鹿言うなよ!
あんな連中に俺の孫を見せるわけには行かない!
それでしょうがなく、とあるサイキックな老師にお願いした。
そして老師は一瞬にして孫の精神を治してしまったという。
さて、バランディスさんはエドワード・ネルソンの研究の核心部分にはまだまだ目をつぶっている。
それがエーテルの存在だ。
電子は非常に小さい素粒子である。
この小ささになると、電子はエーテルの影響を受ける。
だから、電子は古典力学に従うのだが、運動の最中にこの世界を飛び回るエーテル微粒子の影響を受ける。
実はこの思想を120年以上前に主張していたのがニコラ・テスラだった。
重力はエーテルの運動によって起こると。
このエーテルの運動を、アインシュタインが花粉の微粒子のブラウン運動のようにして理論化すると、自然に
シュレーディンガー方程式が導けた
のである。
この思想を保江はずっと大きく拡大した。
素粒子論の基本となる場の量子論にも、あるいは相対論的場の量子論にも適用したのである。原子核理論にも適用した。
さらには女性の治部真理子さんといっしょに、脳内の新しい準粒子にも適用した。
こうして脳の心の量子論を生み出したのである。
こうした膨大な保江の仕事をバランディスさんは綺麗さっぱり無視したというわけですナ。
まあ、ユダヤ人だからそれを知ったらさぞがっかりするでしょうナア。
自分は単なる二番煎じでしかないと。
ちなみに俺は、理解できないまでも保江邦夫のすべての物理の論文は一応目に通している。
それでも人はハーバードの名前に負ける。日本人は東大の名前に負ける。
だれしも東大生はどこか優秀なのだと思うだろう。きっとハーバードならもっと格上だろうと。
昔の日本人はそんなことはどうでも良かった。
それが理にかなっているかどうかだけが問題なのだと。
さて、バランディスさんの今後の展開はいかに?
彼の活躍を期待しよう。
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